カラーコーディネーターの資格を取りたい理由
色に関する仕事をいうのは必ずしも資格が必要なわけではありません。資格がなくても好きな色に関する仕事に就くことはできるんです。じゃあなんで私がカラーコーディネーターを取ろうと思ったのかといいますと、単純に知識を深めたかったというのが1番の理由です。それに資格を持ってることは自分の自信につながりますし、頑張ったんだよって周りに分かってもらえるから嬉しいんですよね☺
SNSなどでも少し披露させていただいているのですが、私は幼少期から絵を描くことが大好きで。今現在は絵とは無関係な仕事についているのですが、仕事上で使うスライド作りが大好きだったりします笑
今の仕事の歴は長く、管理職一歩手前あたりのポジションについているのですが、子供も大きくなってきた今、好きなことを仕事にできたらなという気持ちは増すばかりです。年をとれば取るほどチャンスは少なくなりますし、学んだ知識を覚えておけるキャパも狭くなります。そのため現役バリバリで働けている今がチャンスだと踏んだわけです。
もちろん今の仕事は全力を出していますし、残業もあるので、勉強したり絵を描いたりする時間は充分に取れません。イラストレーターとして第一線で活躍されている人や、SNSなどで見かける絵が猛烈にうまい人は一生懸命勉強して、たくさんの時間を使い努力してこられたわけで、全然関係のない仕事をしている私がひょいひょいと踏み入れていい世界ではないことはわかっています。
そんな私が今できること・・・考えてみました。
我武者羅に時間を使って絵を描くのは楽しいのですが、知識がないまま描き続けるより、色のことをちゃんと勉強してから絵の練習をした方が効率的なのでは!?と思ったわけです。
色の知識を深めるため?取ったら身になる?視野を広げるために取得を決意したカラーコーディネーターとはいったい何?
カラーコーディネーターとは
好きな色、嫌いな色、よく見る色、見たことない色。色にはたくさんの種類があります。そんなたくさんの色の中から色ごとの微妙な違いを見極め、効果的に色を使い分けコーディネートするのがカラーコーディネーターです。
自分が好きで、自分の個性を表現する手段として使い分けたり、物をを選ぶ基準として、配色は大切な要素となります。アパレル業界や化粧品業界、インテリア業界、ブライダル業界、広告・Web業界など、たくさんの業界で色彩のスペシャリストは活躍しています。
カラーコーディネーターの種類 「スタンダード」と「アドバンス」難易度は?
色彩検定も有名ですが、カラーコーディネーターも同じくらい知名度が高い資格です。
カラーコーディネーターの検定試験は、東京商工会議所によって毎年6~7月頃と10~11月頃の年に2回実施されています。カラーコーディネーター検定試験は専門的・理論的な内容を含み、工業系の仕事やデザインに関わる人が受験しています。
カラーコーディネーター試験は「アドバンス」と「スタンダード」と2つのクラスに分かれており、アドバンスの方が何度が高いです。
アドバンスの合格率がだいたい50%、スタンダードの合格率がだいたい70%のようです。
カラーコーディネーターの検定料は高い?
カラーコーディネーター検定試験の受験料(検定料)は、アドバンスクラスとスタンダードクラスで変わります。
2024年度の検定料は以下の通りです。
アドバンスクラス 7,700円(税込)
スタンダードクラス 5,500円(税込)
カラーコーディネーターを受験するまでの流れ
カラーコーディネーター検定を受験する際、年齢や学歴、性別、国籍の制限はありません。 上記でも触れましたが、試験は年2回行われています。 ちなみにスタンダードクラスとアドバンスクラスのは併願受験も可能なようです。
受験資格ですが、「試験当日において、日本国内に居住している方に限る」と記されています。
居住していることが条件なので、海外在住で日本滞在中に受験するっということはできないようです。
東京商工会議所が実施する検定は、2021年度からIBT試験という自宅で受験できる方式が導入されています。今回私が受験するのも自宅です。申し込み前に、実際に自分のPCで受験ができるのか、ウェブカメラやマイクの感度はどうなのかというチェックがあります。
条件をクリアできれば在宅受験が可能なので、あとは検定料を払って申し込むだけです。
カラーコーディネーターを取るための勉強とは?独学で取れる?
節約と自分のために通信教材は使わず、独学で勉強することを決意
思いついたら即行動するタイプの私は、すぐに直近の試験日を調べました。なんと、申込期限まであと少しじゃないですか。勉強する時間が取れるか取れないかはわからないけど、ひとまず受験はしようと思い申し込みました。
今はいろんな通信講座などがありますが、時間もないのに加え、お金をあまりかけたくなかったので独学でやるだけやろうと決めました。落ちたら次頑張ればいい!
とりあえず私はこれを買って勉強しています。
張り切ってテキストを購入したものの「明日から頑張る」がしばらく続きました・・・笑
カラーコーディネーターの検定料を支払い後にもやる気が起きず、試験日はどんどん迫ってくるのにやる気はどんどん下がっていく。独学だと、まず何から始めたらいいのか、最初の第一歩がなかなか踏み出せない私。
これじゃあだめだ!受かる気がしない・・・
どうするのが自分にとって1番賢いやり方なのか考えてみました。
私は昔から書いて覚えるタイプでした。最近の子はあまり書かないと聞いたんですけど本当!?すごすぎない!?
最近の子は見て覚えたり、パソコンを使って問題を解いたりしているらしい。実際に自分で書きなぐったものを時間を空けて再確認し、その時気づいたことを追記するやり方の勉強法しかしらない私。
いや、でもまてよ。PCを使ってまとめるのが効率的といえば効率的な気がする。書いて→また見て→さらに追記して情報を書き足して覚えている私にはPCに打ち込んで覚えるのも向いているのは?しかも、それをブログとしてかけばいつでも見直しできるし、追記もできて、記事数も増える!
これは・・・!これを使わない手はない!!!と思い、こうやってブログを書いています笑
カラーコーディネーターを取るための勉強方法
もうここからはガチなやつなんで笑 自分の見直し用とインプットするように書いた内容になります。
カラーコーディネーターってどんな資格なんだろう?どんな内容なんだろう?って思う人や、カラーコーディネーターを独学で取りたい!!って思ってる方にしかおもしろくない内容になります笑
カラーコーディネーター用語「いろんな色とその働き」
誘目性と視認性
誘目性
注意を引き目立つ色。赤、オレンジ、黄色など暖色系で鮮やかな色。ポストとかいい例ですね。
視認性
遠くからでもよく見える色。組み合わせでいうと、白と黒、白と青、白と緑などの組み合わせは視認性が高いと言える。1番高いのは黒と黄という実験結果がある。
逆に視認性が低い組み合わせは白と黄、青と緑、黒と紫など。
図と背景色の明るさに明度差をつけることが大切。
職場で見やすいパワポを作ろうとして、青の図形の中に白のフォントを選びがちな私は自然と視認性が高い色を求めていたっということだったんですね☺
膨張色と収縮色
膨張色
大きく見える色。明るい色は膨張して大きく見える。
収縮色
暗い色は収縮して小さく見える。
・服で例えると分かりやすい。白やベージュ系、薄いピンクのトップスを着ると心なしかいつもより自分が太って見えたりしますよね。(私は実際に体重も増えているのですが・・・) それとは逆にネイビーや、ダークグレー、黒などはしゅっとして見える。そんな感じ
進出色と後退色
進出色
近づいて見える色。赤~黄など明るい色はなんとなく近づいて見えます。
後退色
遠ざかって見える色。青~紫など暗い色は遠ざかって見えます。
色の識別性
たくさんの図や線がある時、同じ色1色で書き表すと見づらいですよね。
いろんな色を使って線や図を分けることにより、他のものとの区別がつきやすく認識しやすくなります。
これが識別性です。
分かりやすい例えだと、トイレの「男子が青、女子が赤」とか、アイドルが個々のメインカラー作っていることなどがあげられます。「こっちが男子でこっちが女子ですよ」という文字や言葉での説明をはさまなくても、パッと見て「こっちが男子!」「こっちが女子!」だと私たちはすぐに判別ができます。
人が色を認識できるのは、目の中で光が信号に変わった際ではなく、目の中で信号に変わったあとさらに脳に伝達された時にはじめて色が認識されます。
覚えておいて損はないなと思った用語
安全色彩
JIS(日本産業企画)が定めている。
誘目性、視認性、識別性なそど色の特性を有効に利用して、危険の除去および予防を迅速かつ正確に行うことを目的とされている。
JIS(日本産業企画)
産業標準化法に基づき制定される、我が国の鉱工業品、データ、サービス等に関する国家規格。
色彩に関するJISには「色に関する用語等」「色の表示方法」「色の測定方法」「光源(標準)イルミナント/標準の光」などがある。
それでは今日はこの辺りで。次回に続きます!!